中級者向け 投資信託おすすめ本

【5分でわかる要約】「インデックス投資は勝者のゲーム」まとめ

「インデックス投資は勝者のゲーム」は、以下の悩みを抱える方におすすめです。

 

投資信託を始めたいけど、どうやって選べば良いのかわからない...

 

アクティブ運用と比べたインデックス投資のメリットを知りたい...

 

ポートフォリオの株や債券の配分(アセットアロケーション)はどうしよう...

 

「インデックス投資は勝者のゲーム」の著者であるジョン・クリフトン・ボーグル氏は、世界最強の運用会社バンガードの創業者です。

 

あのウォーレン・バフェット氏も認める彼の投資哲学を知り、インデックス投資だけでなく長期投資のメリットやマインドを学べるこの本は全長期投資家必読の本と言えます。

 

しかし、とても良い本なのですがやや上級者向けで、難しい表現も多くて...

 

読むのが面倒くさい...時間もない...

 

という方のために5分程度にまとめてみました。

 

 

なぜインデックス投資は勝者のゲームなのか

なぜインデックス投資は勝者のゲームなのか

ボーグル氏は繰り返し、

市場全体に連動するファンド(つまりはインデックスファンド)を取得し、永遠に持ち続けなさい

と主張しています。

 

そうすることでインデックス投資は勝者のゲームになるのですが、その理由をざっくりまとめると以下の通りです。

  1.  市場のリターンを複利で運用できる
  2. リスクが分散できる
  3. コストが安い

ここから長期投資の基本的な考え方についても学べるので、詳しく見ていきましょう。

 

市場のリターンを複利で運用できる

市場のリターンを複利(運用で得た利子を運用してさらに利子がつくこと)で運用することでインデックス投資は素晴らしい利益を生み出します。

 

市場(アメリカ市場)は長期的に見て成長しており、そこで得た利益をさらに運用して増やすことで複利効果が期待できます

 

例えば、投資リターンを年10%と仮定して100万円を運用した場合、複利効果で10年間に60万円もの差が生まれます。

投資期間と複利効果の関係

引用:「投資期間と複利効果の関係」金融庁HP

 

このためインデックス投資は、長期間にわたり手堅く利益を増やせます。

 

リスクが分散できる

インデックス・ファンドは株式市場全体に連動するため、個別株や特定の運用会社を選ぶよりもリスクを分散できます。

 

もし特定の業界が不景気になった時でも、大ダメージは避けることができるのです。

 

コストが安い

インデックスファンドはアクティブ運用の会社に比べてコストが割安です。

指数に連動するので、アクティブ運用(市場に勝とうとする投資スタイル)のように業績を見て買い直すことがなく運用コストも低いためです。

コストがかかってもリターンが大きければ得では?と思われるかもしれませんが、業績の良い運用会社も5年で入れ替わったり、10年でほとんどの会社がなくなったりすることもよくあるため、長期的にアクティブ運用で勝つことはほぼ不可能と考えられます。

 

ボーグル氏は、コストが投資の成否をわけるとまで主張しています。

 

長期で考えると負の複利効果で膨れ上がるため、小さなコストも極力減らすことが大切

 

インデックス・ファンドの選び方

インデックス・ファンドの選び方

それでは実際どのようにインデックス・ファンドを選べば良いのでしょうか?

本書でのポイントは主に以下の2点です。

  1. 市場全体(アメリカの)に連動している
  2. コストが安い

この方針に基づいて選ぶと、S&P500に連動したコストが最も安い会社...つまりバンガードが最強ということになります。

世界最強の運用会社と言われる実績がそれを証明していますね。

 

アセットアロケーションの配分は?

アセットアロケーションの配分は?

ポートフォリオのアセットアロケーション(株や債権の配分)について、ボーグル氏は投資家の段階に応じて以下のようにアドバイスしています。

 

<資産を形成中・働き盛り>

●若い投資家の場合

株式:債券 = 80 : 20

 

●高齢の投資家の場合

株式:債券 = 70 : 30

 

<引退後・分配段階>

●若い投資家の場合

株式:債券 = 60 : 40

 

●高齢の投資家の場合

株式:債券 = 50 : 50

 

このように振り分けた理由は、リスク許容度の違いから説明できます。

リスク許容度とは以下の2点を合わせて考えたものです。

  1. リスクをとる能力
  2. リスクをとる意欲

リスクをとる能力は、財政的にどれだけゆとりがあるかに左右されます。

 

なので働き盛りの場合は、株式の配分が高いんですね。*

*株式の方が債権よりもリスクが高い

 

またリスクをとる意欲はメンタルの強さに左右され、心配性で夜も眠れない方は意欲が低いとみなされます。

 

これらの2つを合わせたリスク許容度から考えると、長期の複利効果が期待できる若い投資家のリスク配分は高く、高齢の投資家は低く設定できます。

 

まとめ

ボーグル氏は最初から最後まで一貫して「市場に連動するインデックスファンドを選び、永遠に保有すること」を訴えています。

 

とてもシンプルなルールですが、普通の人は株価の短期的な上がり下がりにヒヤヒヤしてつい売りたくなったり、利益確定したくなったりしがちです。

……私もそうです。

しかし、長期投資で成功している人ほど自分の決めたルールに従い、保有し続けている方が多くいます。

 

ボーグル氏も最後の章で、自らの計画に固執することの大切さを説いています。

 

耳の痛い言葉ですが、その通りだと思いますのでルールに基づいた運用で長期投資を成功させましょう!

 

また、本ブログでは今後も素晴らしい本の紹介や、投資信託に関する情報を更新していきます。

一緒に楽しく勉強して資産を形成しましょう。

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